2016-12-06 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第13号
それから三つ目が、フードディフェンス、これがしっかりしていることと。ところが、残念ながら日本の消費者はそういう意味で客観的な安全管理をされた農産物・食品を食べていないのが実態だとこの方は考えておられるようであります。 そういうことで、こういった考え方、どう思われますか。それぞれの先生方に一言ずつ感想をお聞かせをいただきたいと存じます。
それから三つ目が、フードディフェンス、これがしっかりしていることと。ところが、残念ながら日本の消費者はそういう意味で客観的な安全管理をされた農産物・食品を食べていないのが実態だとこの方は考えておられるようであります。 そういうことで、こういった考え方、どう思われますか。それぞれの先生方に一言ずつ感想をお聞かせをいただきたいと存じます。
特に、フードディフェンスで有名でいらっしゃいます今村先生が、今のリスク評価、管理、またリスクコミュニケーションの重要性を言っていただき、また、科学的評価をしっかりやっていくこと、今のコーデックスにおける基準を遵守していく、国際基準を守っていく、国内の食品の安全性についてお話をいただきました。 そうした中、まだまだ食べる側としては不安がある。
そうした中にあって、私は、食の安全に関しまして、また安心に関しまして、本当に、フードディフェンスの今村先生からも御指導いただきましたように、この科学的根拠を含めたリスク評価また管理、コミュニケーションが重要だと思っております。
その中には、意図的な異物混入を防ぐことを目的としたフードディフェンス対策についても規定をされております。例えば、人の出入りの管理、あるいは管理上の注意を要する区域の設定等が示されているということでございます。 しかし、一方で、このような対策を強化したとしても、意図的な混入に関しては完全に防止できるものではないというふうに考えております。